【2020年最新】今こそ聴きたい甘茶ソウル名曲10選〜sweet soul musicの深い森へようこそ!part 2

【2020年最新】今こそ聴きたい甘茶ソウル名曲10選〜sweet soul musicの深い森へようこそ!part 2

 

 

 

さて、甘茶ソウルの世界、パート2です。

前回は、独善的甘茶ソウルチャート、3位までを発表しました。

ということで、堂々の4位は、、、

 

 

独善的甘茶ソウルチャート第4位

TOMORROW’S PROMISE 1973 HE DON’T LOVE YOU LIKE I DO

 

この、TOMORROW’S PROMISE、というグループは、甘茶ソウル界では(そんな界が、、くどすぎ、、)、特別な輝きを持っています。

 

このグループ、シングルオンリーなのです。

アルバムは一枚も出していない。

つまり、知る人ぞ知る、なグループなわけです。

こういうところに、甘茶ソウル界はめちゃくちゃ弱いのです。

しかも楽曲の水準はどれも極めて高く、甘茶ソウル界のマナーに完全に則っています。

 

ボルチモア出身の、三人組男性ボーカルグループで、5枚のシングルしかリリースしていません。

しかも、ここがとても大切なのですが、CDも、ありません。

ということは、アナログシングルでしか聴けないということになります。

 

甘茶ファンにとって、これはもう最高のシチュエーションなわけです。

ファルセット。

男性コーラス。

やるせなさ。

イナたさ。

サンデーソングブックでもオンエアされたという、山下達郎も認めた楽曲。

しかも、アナログシングルオンリー。

 

甘茶の条件をすべて兼ね備えたグループのデビュー曲。

彼らに匹敵するのは、ソフトタッチ、ガスライトぐらいでしょうか。

しかし、明日の約束、なんて、なかなか、粋な名前ですね。これは本心からです。

では、ぜひ、その素晴らしさに感涙してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

独善的甘茶ソウルチャート第5位

the Ethics 1968 Not Enough Love

 

 

続いては、こちら、the Ethics(エシックス)。

 

 

 

 

 

 

ちなみにdiscogsの紹介文を和訳してみます。

1967年にロンタイソン、ジョーフリーマン、カールエンロー、アンドリューコリンズによってフィラデルフィアで結成されたエシックスは、モータウンスタイルの曲と、フィラデルフィアサウンドとして知られるようになる初期バージョンの弦とホーンアレンジを組み合わせました。 タイソンのかなりの作詞作曲スキルとエディ・ケンドリックスのようなテノールに率いられて、グループはインディーズレーベルのウェール、ケント、ゴールデンフリースのためにレコーディングし、「Standing intheDarkness」や「IWantMyBabyBack」のような曲を生み出しました。 彼らが受け取ったよりも聴衆。 ヴィンセント・モンタナのリズムとトム・ベルの洗練されたホーンとストリングのアレンジで作業することで、倫理は正直に彼らの時代のほんの少し前にありました。 倫理は1970年代の夜明けまでに分裂し、オージェイズのような新しい魂のグループが同じテンプレートに従って大成功を収めている間、彼らは傍観者から見守っていました。 タイソンは後にオーティス・ウィリアムスによってまとめられた再構成されたテンプテーションズに加わった。

出典;google翻訳

同じ英文を今度は違うアプリで。

1967年にフィラデルフィアでロン・タイソン、ジョー・フリーマン、カール・エンロウ、アンドリュー・コリンズによって結成されたエシックス(Ethics)は、モータウン(Motown)スタイルの曲にストリングスとホーンのアレンジを加え、後にフィリー・サウンドとして知られるようになる初期のバージョンである。タイソンの卓越したソングライティング・スキルとエディ・ケンドリックス(Eddie Kendricks)のようなテナーに導かれたこのグループはインディペンデント・レーベル、ウェイル(Wale)、ケント(Kent)、ゴールデン・フリース(Golden Fleece)からレコーディングを行い、”Standing in the Darkness “や “I Want My Baby Back “などの曲を発表し、彼らが受け取った以上に多くの人に聴いてもらう価値があった。ヴィンス・モンタナ(Vince Montana)のリズムとトム・ベル(Thom Bell)の洗練されたホーンとストリングスのアレンジで活動していたエシックスは、正直なところ彼らの時代の少し先を行っていた。1970年代の夜明けまでにエシックスは解散し、オージェイズ(O’Jays)のような新しいソウル・グループが同じテンプレートを踏襲して大成功を収める中、彼らは傍観者として見守っていた。タイソンは後にオーティス・ウィリアムス(Otis Williams)によって再結成されたテンプテーションズ(Temptations)に参加した。

出典;DEEPL翻訳

 

Google翻訳には、いつも大変お世話になっているのですが、今回に限ると、DEEPL翻訳の方がわかりやすいでしょうか。

と、まあ、、こんなグループです。

つまり、

早すぎたフィリーソウル。

 

確かに、モダンです。

ソウルミュージックの系統は、主に二つがあります。

ひとつは、サザン・ソウル。

ひとつは、ノーザン・ソウル。

サザン・ソウルは、その名のとおり、アメリカ南部のソウルミュージック です。

中心地は、メンフィス、そしてマスル・ショールズ。

ノーザン・ソウルは、これもその名のとおり、アメリカ北部のソウルミュージック で、

中心地は、シカゴ、そしてデトロイト。

レーベルでいうと、サザンソウルでは、まず、スタックス、そしてハイ、ゴールドワックスなど。

ノーザン・ソウルでは、デトロイトのモータウン、そして、シカゴのヴィージェイ、チェス、など。

ヴィージェイは、ビートルズがアメリカで最初に契約したことでも有名です。

さらに、ノーザン・ソウルには、70年代、フィラディルフィア・ソウルも仲間入りします。

ただ、ノーザン・ソウルという呼称は、なかなかややこしくて、アメリカ北部のソウルミュージック という意味合いと、イギリス北部のクラブで人気だったアメリカのソウルミュージックという意味合いのふたつがあります。

ただ、どちらも、モータウンやシカゴのソウルを指していることは同じなのです。

特徴としては、ざっくり言えば、

サザン・ソウルは泥臭く、よりゴスペルチックで、

ノーザン・ソウルは、洗練されていて、都会的、スマート、といった感じです。

そしてこのエシックス。

早すぎたフィリーソウル、というだけあって、モダンでスウィートで、日本で、ベストCDが組まれたように、日本の甘茶ソウル人の信頼を勝ち得たグループなのです。

とにかく、天使のようなファルセットボイス、絹のようなハーモニー、

そして、ここがとても肝、なのですが、

間奏に入る、テナーな語り。

やはり、甘茶は、語りです。

そして電話のベルです。

さらには、男女の掛け合いです。

だいたい、ソウルミュージック は、基本、猥雑です。

ゴスペルが聖なら、ソウルミュージック、またはブルーズは邪。。

1960年代は、だから、ゴスペルシンガーからソウルシンガーへ転身すると、けっこうな風当たりだったのです。

サムクックも、アリーサフランクリンでさえ。

でも、人間ですもの。

やはり、煩悩の部分があるからこそのソウルミュージック 、ブルーズ、ファンク、ロックンロールでしょう。

ちなみに、ファンクも、ロックも、ロールも、もともと黒人の隠語で、いわゆる猥雑な、あっち系の意味だったそうです。

 

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